1. 発見されているが修正されていないバグ 1.1 NetHack: the Next Generation のバグ いくつかは,原作者 Sebastian Klein 氏に連絡してあります. ・一部アイテムが wish できない.ネットハックのソース(The NetHack Sources)を含め,フロッピーディスク(pack of floppies),他,一部追加アー ティファクトなど.(これ,バグなのかな?) ・適時バックアップの指輪(ring of timely backup)が,コンピュータルーム 以外で生成されることがある. ・水(potion of water)がひとまとめにできないことがある. 2. 修正されたバグ 2.1 NetHack: the Next Generation のバグ ・ローグレベルで Q)uit するとフリーズする. ・何も虐殺していないときに虐殺取消しの巻物(scroll of undo genocide)を 読んだ場合は,もはや虐殺取消しの処理を続けるべきではない. ・ローグレベルの特殊モンスターが通常レベルに出現する. ・流しから空瓶(bottle)が出てくる. ・盲目状態で逆識別の巻物(scroll of reverse identify)を読んだときに,判 別したアイテム名が正しく表示されない.そもそも盲目状態で巻物が読める のは「仕様」らしいし. ・アイテムを拾うときに,自家製(selfmade)のアイテムとそうでないものの区 別をしていなかった.先に拾ったほうと同じになってしまう. ・SPFX_PROTEC の特性があるアーティファクトを装備したままセーブ & 復帰 を繰り返すと,AC が2ずつ下がる.(u.ublessed が増える) ・刀鍛冶(blacksmith)の歩数のメッセージが,100歩未満のときに0になる. ・刀鍛冶に同じ価格帯のアーティファクトの注文を繰り返すと不当なメモリア クセスを行うことがある. ・刀鍛冶に金を渡したという情報がセーブされない. ・タイピングの小手(gauntlets of typing)を装備して射撃すると未知オブジェ クトの警告が出る. ・汎銀河ウガイ薬バクダン(Pan Galactic Gargle blaster)の処理で呼び出す 関数 make_confused() の引数が不足している. 2.2 JNetHack のバグ ・日本語モードでは,data.base の検索ができない. ・その他訳の改変. 3. バグではないもの 「スコアファイルの同じ名前のエントリの数は3つのはずなのに,それ以上載っ てしまう」という質問のメールを何通か頂いていますが,これはバグではあり ません.topten.c の最初の PERSMAX(と ENTRYMAX)の定義が変更されているこ とに拠ります.「好みによって変えるように」と,オリジナルのインストール ドキュメントにも書いてありますね. # Local Variables: # mode: indented-text # tab-width: 4 # End: